ミラーレースカーテンというものを始めて知りました

長年付き合った末、めでたく結婚することになりました。主人は地方出身者なのでかれこれ1人暮らし暦12年となっていました。東京にあこがれて、両親の反対を押し切って上京してきたらしいのですが、産まれてからずっと埼玉に住んでいる私よりも東京のことは詳しくなっていました。私は、埼玉の片田舎に住んでいたため、関東地方出身とはいいながら、それほど、きらびやかな日常生活ではありませんでした。最寄り駅までは自転車で10分ほどかかります。その道すがらには、電灯もほとんどないような場所でした。近所の人とはみな顔見知りで、目の前の道路を歩く人もほとんどが地元の知り合いばかりだったものです。知らない人が通るとうわさになるほどでした。治安もよかったのか、家の鍵をかけてあった記憶がありません。

母が出かける時は、玄関こそ鍵をかけていましたが、隣の部屋の鍵はいつも開いたままでした。そこから出入りをしていたため、私は20歳を過ぎるころまで、自分の家の鍵を持った事はありませんでした。カーテンに関しても、人目をさえぎるために閉めるという感覚はまったく持っていませんでした。寒いので、窓からの冷気が家の中に入ってこないために閉めるものだと思っていたくらいです。夏場は、冷気もないので閉めずに寝ていたこともありました。それどころか、窓そのものを開けっ放しで網戸で寝ていたくらいです。風が入り涼しくて寝るのにちょうどよかったからです。

しかし、結婚して一緒に暮らすようになり、私のそんな無用心な生活態度に主人はあきれ返っていました。主人は、18歳のころから都内で独り暮らしをしていたので防犯には人一倍気を使って暮らしていました。カーテンは二枚重ねてつけていました。一枚はレースのカーテンでしたが、これがまた、私が始めて知ったすごいものでした。ミラーレースカーテンというそうで、レースなのに外側から中が全く見えない仕組みになっているのです。確かに普通のレースカーテンとは違っていました。外側の面がキラキラしているのです。それが太陽の光に反射しているからなのでしょうか。外から見るとまさかそれがレースであるとは全く分からないのです。風通しという意味では、効果はあまりよくないのかもしれません。説明書きには防熱効果が期待できるとかかれていました。寒がりの私にはうれしい限りの効能です。引越しをしましたが、レースのカーテンの買い替え時には、必ずミラーレースカーテンを選んでいます。

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